2018年12月24日

清水賢吾選手/ピーターアーツの弟子にリベンジ/RISE

更新が遅くなり2ヶ月前になりますが10月6日にスポーツ専門チャンネルスカイAで放送されたキックボクシングRISE127をみました。


倒し合い上等な選手たちが精神と肉体の限界に挑み激しい試合をするのがRISEの魅力です。この興行は9月16日に東京後楽園ホールで行われたものでメインイベントでRISEヘビー級タイトルマッチ、チャンピオンのバダ、フェルダオス選手対チャレンジャー清水賢吾選手の対戦がありました。


バダ、フェルダオス選手はオランダ出身、日本でも馴染みが深いピーターアーツ氏の弟子になります。日本ヘビー級最後の砦とも言える清水賢吾選手を敗りベルトを獲得した強者です。戦績は21勝4敗2分け12KO勝ちです。


対する清水賢吾選手は極真会館所属で長い間日本ヘビー級最強戦士として海外の猛者からベルトを守って来ましたが6月の幕張興行でバダ選手に敗れタイトルを失いました。清水選手がダウンを奪われたシーンはショッキングでしたがリベンジを期待しての観戦でした。戦績は27勝6敗22KOでした。


1ラウンド序盤清水選手ロープに詰められた場面がありましたがバダ選手の攻撃は見えている感じでした。2分過ぎパンチを浴びて清水選手劣勢な場面もあり持ち直すもこのラウンド10対9でバダ選手優勢、


2ラウンド半分を過ぎた頃バダ選手失速気味、バダ選手スリップ気味に倒れ流れは清水選手に…10対9で清水選手優勢

3ラウンド30秒過ぎ清水選手のミドルキックもバダ選手効かないポーズ、清水選手がロープに詰める展開が続き10対9で清水選手優勢、

4ラウンドバダ選手ストレートや膝で反撃する場面が見られ10対9でバダ選手優勢

5ラウンド清水選手ローキックをクリーンヒットさせたりハイキックを決め優勢、ロープに詰めてダウンを奪い10対8で清水選手優勢、


個人的ジャッジは48対46で清水選手の勝ちと見ましたがジャッジは48対47、49対47、48対46で清水選手が勝ちリベンジを果たしてあっぱれでした。


5ラウンドのダウンが明暗を分けましたがヘビー級の1発で決まるかもしれない緊張感のするタイトルマッチに相応しい試合でした。

試合後清水選手はピーターアーツ氏に対戦要求をしました。ピーターアーツ氏は現役を離れ長いと思い対戦は実現しないとは思いますが両選手ヘビー級戦線を盛り上げかつてのK-1のようになって欲しいと思います。両選手共に素晴らしい試合をありがとうございました。両選手の更なる活躍とRISEの発展を願っています。


同じカテゴリー(キックボクシング/RISE)の記事画像
結城将人選手/王座決定トーナメント決勝進出/RISE127
村上悠佳選手/ダウンを奪いデビュー戦勝利/RISE127
篠塚辰樹選手/開始49秒で圧巻のKO勝ち/キックRISE127
白鳥大珠選手/ハイキックで1ラウンドKO勝ち/RISE127
山田洸誓選手/連続KOは途切れるも6連勝/キックRISE127
瑠夏選手/不完全燃焼な勝利/キックRISE127
同じカテゴリー(キックボクシング/RISE)の記事
 結城将人選手/王座決定トーナメント決勝進出/RISE127 (2019-02-13 23:58)
 村上悠佳選手/ダウンを奪いデビュー戦勝利/RISE127 (2018-12-29 02:16)
 篠塚辰樹選手/開始49秒で圧巻のKO勝ち/キックRISE127 (2018-12-16 07:44)
 白鳥大珠選手/ハイキックで1ラウンドKO勝ち/RISE127 (2018-11-25 23:53)
 山田洸誓選手/連続KOは途切れるも6連勝/キックRISE127 (2018-11-24 22:49)
 瑠夏選手/不完全燃焼な勝利/キックRISE127 (2018-11-23 23:25)

この記事へのコメント
この試合は元K-1の武蔵がブログで「あんな内容でしかも引退しているアーツに挑戦とはどうかしている」と辛口酷評でした。
Posted by ドーチ at 2018年12月24日 23:05
ドーチさんコメントありがとうございました。武蔵選手もかつて自分が活躍したヘビー級なので辛口になるのかもしれませんが1度敗れた相手に勝っているので評価しても良いと思います。引退したレジェンドに対戦表明するのは悪意は無いと思いますがやり過ぎと言われても仕方ないかもしれませんね…
清水選手の活躍を見て極真からRISEに選手が出場して活性化することを願っています。
Posted by プラネマン3 at 2018年12月25日 00:18
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。