第28回カメラータ・ナガノ定期演奏会/長野市芸術館

プラネマン3

2019年07月28日 12:24

更新する機会を逃し昨年2月のことになりますが2018年2月25日日曜日に長野市芸術館メインホールで開催された第28回カメラータ・ナガノさんの定期演奏会に行ってきました。

カメラータ・ナガノさんは1990年に管学アンサンブルとして産声をあげ2004年に室内オーケストラとして発展してきました。個人的にはながの門前まち音楽祭で何度か聴いたことはありましたが定期演奏会は都合が合わず今回が初めての観賞でした。


オープニングはメンデルスゾーンの交響曲第4番/イタリアが演奏されました。この曲は1833年、メンデルスゾーン24歳の頃に作曲されたそうです。2年前にイタリアに旅行した時に影響されたそうですが当時ローマやミラノで流行ったサルタレッロという舞曲に影響されているそうです。第1楽章から第4楽章まで演奏されました。


2曲目はラヴェルのクープランの墓が演奏されました。戦争で戦死した彼の友人や知人の名前が記されこの曲によりフランスの伝統と祖国のために尊い命を亡くした勇敢な戦士たちを称えようとしたそうです。
プレリュード
フォルラーヌ
メヌエット
リゴードンが演奏されました。


最後にダリウス・ミヨーの屋根の上の牡牛が演奏されました。

ミヨーがブラジルに滞在した2年間に影響を受けたサンバ、タンゴ、ルンバ、マンボが含まれているそうです。


アンコールはショスタコービッチ/2人でお茶を…が演奏されました。


メンデルスゾーンに続きラヴェル、ミヨーと近代フランスの作品が続き一見つながりのないプログラムのようですが時代とともに変化する舞曲の様式をつづってみたそうです。関係者の皆様素敵な曲をありがとうございました。カメラータ・ナガノさんの更なる発展を願っています。