五輪メダリスト/荻原健司氏/北野建設退社
7月17日の信毎や読売新聞のスポーツ欄にアルベールビルやリレハンメル五輪で金メダルを獲得、ワールドカップで通算19勝をあげたウインタースポーツ界のレジェンド荻原健司氏が現在所属している北野建設を15日付けで退社したことがニュースになっていました。
荻原健司氏は92年に北野建設に入社、02年に現役を引退後ゼネラルマネージャーを務め五輪銀メダリストの渡部暁斗選手を育成する等長野市のウインタースポーツに尽くして来たので退社を知り残念に思いました。
僕は長野五輪の頃に格闘技をしており当初長野五輪に対して格闘家にスポットが当たるならまだしもウインタースポーツに国家的な支援をするのは面白くないと思っていました。
長野五輪の直前に車に跳ねられ幸い軽傷で済みました。慰謝料が入ったので長野五輪で他の社員が海外に社員旅行に行っている間に僕は慰謝料で熊本に行きマラソン大会や阿蘇山登山に行ってきました。
宿にしたユースホステルの待合室で他の宿泊者がテレビで長野五輪を観ていました。マラソン大会の会場になった町は数年後に国体のサッカーが開催されるそうで歓迎の幟が町のあちこちに出ていました。
国体でこれだけお祭り騒ぎになるのだから国家的なイベントの長野五輪は凄いんだな…と熊本に来て実感しました。
テレビでは荻原健司氏が映され死力を尽くしてゴールする姿を観て自分はアマチュアレベルで格闘技やマラソンをしていたことを教えられ勘違いしていたことを感じました。
その後長野五輪を通じイベントは参加した者が勝ち!と思うようになったりウインタースポーツに理解をするようになり積極的にスケートやアイスホッケーを観に行くようになりました。
荻原健司氏の激闘を熊本のテレビで観て地元志向になり感謝しています。
荻原健司氏は北野建設を退社後も長野市に残り県教育委員会や県スポーツ協会理事は引き続き務めるそうでジュニア選手の育成に取り組むそうで経験値や引き出しが流失しないで良かったです。
荻原健司氏たくさんの感動やウインタースポーツ界に尽くしていただきありがとうございました。50歳の節目を迎えるにあたり再挑戦になるそうですが新しい分野での更なる活躍を願っています。